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ブログ 2016.10.21 『必ず成功するホテルリノベーションPART9』刊行記念シンポジウムに取締役中原が登壇しました

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『必ず成功するホテルリノベーションPART9』刊行記念シンポジウムにUDS取締役中原が登壇しました。

本書で語られる、最新のホテルのリノベーションの実例から、ホテルビジネスの成否を分ける、事業としてのリノベーションという大局的なテーマまで、深く掘り下げる議論を展開。

ホテル業界を牽引する7名のパネリストの方々と、時代の流れを反映する、AI など人工知能、ロボットによる新たなホテルの未来像や、 「観光立国」への期待など興味深いテーマが語られました。

ディスカッションの主なテーマ
・2020 年の東京オリンピックまでのビジネスイメージ
・ ホテル関連の新たな法規などについて
・ ホテルデザインにおける新たな可能性
・ AI など人工知能、ロボットによる新たなホテルの未来像
・ 「ホテル新業態」の可能性
・ 「観光立国」への期待

また、トークセッションの中でも特に盛り上がりを見せたのは、「ホテルの価値基準」についてです。
約2000にも及ぶ価値基準でホテルを考察するというのは、㈱ホテル格付研究所 代表取締役所長を務める北村剛史氏。

一方、海外のデザインホテルなどには、そのような詳細な基準をもってしても図れない、斬新さや個性を持つホテルならではの「価値」が存在しえるのではないか、という意見が飛び出し、ひとつの争点に。

日本では多くの場合、ホテルに対する評価基準の中に「デザイン性」が含まれませんが、海外ではすでにホテルにおけるデザイン性の重要度は認められており、日本においてもホテルの評価軸の刷新が必要なのではないかという意見に多くの同意が集まりました。

加えて、中原は地方活性への貢献などを含めた「地域性」に対するホテルの価値・役割も考えるべきだと意見。
昨今のホテル機能の多様な広がりを表す議論に発展しました。

その他、ホテル業界への異業種参入に伴う、エンターテインメント性のある複合型のホテル増加の潮流や、AIの機能性と人間ならではのおもてなしのハイブリッドな運営など、幅広いテーマについて意見を交わしあい、今後のホテルの可能性を感じる機会となりました。

『必ず成功するホテルリノベーションPART9』には、UDSが手掛けるホテル アンテルーム 京都BUNKA HOSTEL TOKYOも掲載されておりますので、ぜひお手に取ってご覧ください。

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