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ブログ 2017.5.25 ドコモ・イノベーションビレッジ「目から鱗の地方創生」に、ホテル事業開発部 執行役員 吉岡が登壇しました

ドコモ・イノベーションビレッジの「目から鱗の地方創生~シェアエコ時代のローカル観光プロデュース術とは~」と題した講演に、ホテル事業開発部 執行役員 吉岡がパネラーとして登壇しました。

ドコモ・イノベーションビレッジは、革新的な技術やサービスを持つベンチャー企業とドコモおよびNTTグループ企業がパートナーシップを築き、イノベーションを創出するプログラムで、その一環として各業界の第一人者によるセミナーが開催されています。

今回は、国内外各地の観光マーケティング事業に関わるトラベル・プロデューサーの江藤誠晃氏による、現在進行中のプロジェクトを題材にしたローカル観光のプロデュース術の講演と、ゲストの株式会社ブルースタジオ 代表取締役社長 大地山 博氏とUDS吉岡によるパネルセッションが行われました。

「地方創生」や「インバウンド」のキーワードと共に観光立国・日本の未来を考える際に重要なポジションを担う地域における観光施策の在り方。
DMOや地域商社などの組織が全国に誕生し、魅力的なローカル観光の数々に注目が集めていますが、持続的に収益を上げる仕組みができているところが少ないのも実情です。

吉岡は、UDSが企画・設計・運営を手がけ、自らが総支配人を務めるON THE MARKSの事例を中心に、まちづくりにつながるホテル運営の視点から、ローカル観光プロデュース術をお話させていただきました。

onthemarks

ON THE MARKSは訪日外国人客と地域の人の交流が生まれる場所を目指し「音楽のまち川崎」をアナログレコードの楽しめる空間で表現し「川崎産クラフトビールと燻製肉料理」を提供しています。
また、川崎のまちの魅力を発信する為にイベントにも積極的に取り組み、昨年度のグッドデザイン賞「地域・コミュニティづくり/社会貢献活動」カテゴリーでの受賞も果たしました。

ディスカッションで話題に上った、増加する外国人観光客を地域に呼び込む方法については、土地の歴史を考え、地域資源の強みを活かすことで、観光客の地域性を感じたいというニーズに応えることと回答。
企画だけでなく、運営でも施設のオリジナリティを高めることを意識しています。

また、誰にどのようなサービスを提供するかを掘り下げて考えることで、期待値を超えるサービスが口コミにつながり、インバウンドの比率を伸ばしています。

今回の登壇者の三名には、人口減少が進む中で、地域の課題解決のためには、外国人旅行者を巻き込み、交流人口を増やすこと、地域と共創し、不動産の有効活用からコミュニティを造成することが必要という共通認識がありました。
UDSでは今後も海外と日本の両面からまちづくりに取り組んでまいります。