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【UDSビジネスデザインスクール Report】LOCAL BRANDING LABO – 地域の魅力を発掘・編集する地域ブランディング講座 – 第2回

 

地域の魅力を発掘・編集する地域ブランディング講座「LOCAL BRANDING  LABO 」の第2回が開催されました。(ビジネスデザインスクールのリリースはこちら

LOCAL BRANDING  LABO では10月の開業予定に向けて企画・開業準備が進んでいる滋賀県首都圏情報発信拠点「ここ滋賀」のリアルタイムケーススタディに参加しながら、「滋賀県」を題材に地域活性の視点・方法を学ぶ講座です。

滋賀県首都圏情報発信拠点「ここ滋賀」についてのリリースはこちら

LOCAL BRANDING  LABO の第1回の様子はこちら

第一回「日本橋まちづくりとアンテナショップ」に続く第二回は「“編集”で地域の交流人口を増やす方法」。人気雑誌の編集者を経て、メトロミニッツの立ち上げ編集長を務め、現在は青森県による「青森県の暮らしぶりを訪ねる旅」プロジェクトに携わる株式会社コバヤシライス 小林淳一氏を講師に迎えて、旅を編集し、地域の交流人口を増やしていく手法を実例とともに紹介いただきました。

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まず、「編集とは一体何か」、「編集ってどんな営み?」、「編集者の特徴」などについて、小林さんならではの視点と言葉でご説明いただきました。

編集とは「世の中を構成しているコンテンツ(核)を、一定の意思をもったコンテクスト(文脈)でまとめる作業」であり、生きること=編集すること。例えば料理人は高度な編集者であり、お家の冷蔵庫からその日の家族の状況に合わせて料理を作るお母さんも高度な編集を行っている。

実際の行動でもいいし心の動き(感動)でもいい。何らかの形で必ず人を動かすことが編集者としての最終ゴールだと思っている。

 

続いて、旅を編集する方法を「青森県の暮らしぶりを訪ねる旅」で実際に行ってきた実例を踏まえてご紹介いただいたのち、滋賀県の旅を編集するワークショップを実施しました。

滋賀の有名なもの、魅力的なスポット、独自のカルチャー、食べ物などの「コンテンツ」を一つ一つカードにしたものを並べたテーブルを皆で囲み、コンテクスト、つまりはストーリーをあぶり出します。”無難に落ち着きそうなストーリーも、ちょっとファンキーなコンテンツを持ってくることで途端に魅力が増しますよ”、などというコツを聞きつつ、参加者のみなさんでワイワイとカードを行き来させながらの編集作業。お酒も入れて頭を柔らかくしながら話していると、カードには出ていないコンテンツもどんどんと出てきます。

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最後にはそれぞれで編集した旅について、ターゲットとタイトル、行程とともに発表。
実際にとても魅力的な旅がいくつも出来上がってきました。

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「最終的には旅行者がそれぞれのオーダーメイドで旅を自分で編集して楽しめるようになったらすごくいいと思っています」と小林さん。

実際、”1000年以上灯され続けている比叡山延暦寺の灯火”やロウソクの炎”、や小学生の通学カバン”ランリック”など、さまざまなユニークコンテンツに触れながらそれらを旅に編集していくことで、その地を訪れたい、という気持ちが高まる講座でした。
今回の参加者の皆さんが編集したツアーが、実際に滋賀県情報発信拠点「ここ滋賀」で販売される可能性も!?

このように今現在リアルに動いているプロジェクトを題材に、そのプロジェクトや地域に関わる人たちと直接意見を交わしあい地域ブランディングの手法について学ぶ「LOCAL BRANDING  LABO 」。

次回は滋賀県・近江八幡の老舗「ひさご寿司」の総料理長 川西氏を講師にお迎えして「滋賀が誇る発酵食文化」をテーマに開催します。伝統野菜や食文化、歴史などの観点を踏まえて、滋賀の誇る発酵食であるなれずし/鮒ずしの魅力を実際に体験し、その魅力を日本橋で発信する企画についてワークショップ形式で取り組みます。

単発参加も可能ですので、ぜひご検討ください。

6月28日 第3回 Local Branding Labo 「滋賀が誇る発酵食文化」
https://www.facebook.com/events/1836909233295705/