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2018.06.07

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「美味しい『場』のデザイン BA CREATIVE SUMMIT #2 」にUDS竹岡真彦が登壇しました

 

これからの「場」のデザインを考える会、「BA CREATIVE SUMMIT」(主催:We are powered by sitateru)にリラックスデザイン部の竹岡が、BAKE Inc.のチーフクリエイティブディレクター貞清誠治さんと共に登壇しました。

sitateruは、あたらしい衣服生産のプラットフォーム。UDSが運営するここ滋賀のコンシェルジュコートもこちらで製作いただきました。(詳しくはこちら

今回対談をご一緒した、BAKE Inc.はチーズタルトのBAKE CHEESE TARTや、生どら焼きのDOUをはじめ、工房一体型のスイーツ店を国内外で8ブランド・90店舗以上展開しています。

飲食店をとりまく10年の変化

10年前と今、飲食店をとりまく環境はどのように変わって来たのでしょうか?貞清さんと竹岡がそれぞれの視点で語ります。

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(左)貞清さん (右)竹岡

貞清さん 「10年前は、投資が少なくて済むような居抜きのチェーン店が多かったですよね。カジュアルなレストランといったら予算は一人5000円くらい。今は、地域のお客さんを相手においしいものをしっかり食べてもらうようなお店が増えてきているように感じます。予算も5000円から10000円くらいになってるのではないでしょうか。」
竹岡 「そうですね。私は、料理人がブランディングを気にし始めたのがこの10年の変化かなと思います。昔はフレンチならフレンチという、そのジャンルの基本の世界観を守るのが通例になっていました。今は自分の世界観を大事にする料理人が増えたのかなと思います。
あとは、当たり前のことがムーブメントになっているのではないでしょうか。地産地消、ていねいな暮らし、、昔の人にとっては当たり前の価値が、今は重なりあって一つのムーブメントになっているような気がします。」

場のつくり方、ブランドのつくり方

それぞれが手がけた具体的な店づくりを紹介しながら、場づくり、ブランドを育てる上で大切にしていること語りました。

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貞清さん 「Bakeでは、お客さんとの接点の時間が1〜2分と短いんです。その分、少しでも事前に情報を伝えたり、もっと好きになってほしいという思いからビジュアルを作っています。写真だとそのスイーツの柔らかさや質感を伝えるのに限界があるので、最近は動画を作ってそれらを伝えるようにしています。」

一方、竹岡はNODE UEHARA(東京・代々木上原)での店づくりを紹介します。

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竹岡 「NODE UEHARAは『Train to Table』をテーマにした住宅と飲食店の複合施設。食のシーンに合わせて、いろいろな食の関わり方を提案しています。私はコーディネイターという役割で、地域の人とイベントやワークショップを開催したり、沿線の畑にもよく足を運びました。仲良くなった農家さんから規格外の品を仕入れてソースやメニューに活用したりもしましたね。食って音楽や、まちづくりにも寄り添えるし、美味しさは食そのものだけでなく『場』からも作られると思います。自分たちが生で体験したことをサービスでも伝えていく、人間力が大事になってくるのではないでしょうか。

これからの飲食をかたちづくるもの

おわりに、これからの飲食事業について語りました。

貞清さん 「これからはテクノロジーの進化もあるので、下手なサービスマンは要らなくなる時代になるんじゃないかと思います。色々な角度から購入というものを考えていかないといけないということです。お客さんとの接点を増やすためにも、今後は購入体験すべてに関わることをデザインしたいと思っています」

竹岡 「これからはBakeさんのように、一つの商品性に特化するか、それともUDSのように人間力を出していくか、両極端になっていくんじゃないかと思います。根底にある熱量、考え方が同じならどの方向でもいいと思いますが、中間的なものは続けられなく時代になっていくのではないでしょうか。

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トーク終了後は、参加者からのQ&Aや、スペシャルフードを囲んでの懇親会。竹岡からは、ここ滋賀で取り扱う、鮒寿司や赤こんにゃくなどのメニューを提供しました。

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食をテーマに、それをとりまく「場」や「コミュニケーション」の価値を考える夜となりました。

 

竹岡真彦 (リラックスデザイン事業部 マネージャー)写真学校を卒業後、都内スタジオ勤務。以後、CLASKA・D&DEPARTMENTなどを経て、UDS株式会社にて店舗立上げや食と地域を繋ぐコーディネイトを行う。「京都食べる通信」取材班も担当。