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ブログ 2019.6.13 【おもして薩摩vol.5】川内川盛り上げる、マルシェの次の展開「カカカ」とは

鹿児島大学で講演をしました

こんにちは!薩摩川内の田尾です。4月に鹿児島大学の久保田治助先生のゼミで、お話をさせていただきました!社会人7年目として、教えられることなんてわずかではありましたが、UDSのことをはじめ薩摩川内で20代の視点で取り組むまちづくりを紹介させていただきました。

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終了後、学生から質問をいただき可能な範囲で答えさせていただきましたが、質問内容のレベルが高くてびっくり!自分自身が学生だった頃はこんな質問できたかな・・・と思うほど。鹿児島に関する地域社会学の論文も拝見し、僕自身も知らなかった分野を様々な視点で紐解いていこうとしている学生たちの姿勢に、感動と刺激を受けた1日となりました。

リバーフロントマルシェの次の展開、「カカカ」とは

さて、今日の本題に移ります。先日、薩摩川内を流れる川内川(せんだいがわ)を盛り上げるカカカ」をスタートしたんです!
これまで薩摩川内のまちづくりの活動の一環として、川内川沿いのスペースを使いリバーフロントマルシェを開催してきました。過去の開催の様子はこちら
まちの象徴とも言える、この川内川。まちの皆さんから色々なリクエストを受けるようになり、自分たちでも活動の幅を広げたいということで、この度、活動内容とネーミングを進化させ「カカカ」を立ち上げました。

カカカ」とは・・・
川内川で人と交わりまちを変えるチーム
川(かわ)る交(か)わる変(か)わる →ワルワルワル

「カ」の文字が三つ繋がったロゴマークは鹿児島のデザイナーが制作。カウンターに人が三人集う様子も表しています。
「カ」の文字が三つ繋がったロゴマークは鹿児島のデザイナーが制作。カウンターに人が三人集う様子も表しています。

私、田尾が実行委員長として、全体マネジメントを手がけていきます。

メンバーは若い世代を中心に、地元出身のクリエイターや河川事務所、地元の伝統企業など幅広い分野の方々が集まっています。若い世代のみにとどまらず、今後は地元企業ともうまく絡んでいきたいと野望も持っています!

「カカカ」で何をやるのか?活動内容を紹介します!

スタートしたばかりの今は、メンバーはプロジェクトベースで必要な時に集まってます。どんなプロジェクトが始動しているかというと・・・

PechaKucha Night(ペチャクチャナイト)in 薩摩川内

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PechaKucha Night Satsumasendai #1 『梅雨空を吹き飛ばす愉快な話』

世界1000カ所以上で開催されているプレゼンイベント、PechaKucha Night。様々なジャンルのプレゼンター達がスライド20枚を各20秒、合計400秒を使って好きなことを発表します。プレゼンをツマミに、ドリンク片手に楽しみながらみんなでぺちゃくちゃおしゃべりして盛り上がろう!というイベント。
鹿児島県内では、鹿児島市、霧島市で開催されてきたこのイベントをついに薩摩川内市でも開催することになり、私達らしく河川敷でやることを提案しました。

カワリバー

川を嗜むカウンター」をコンセプトに、折りたたみできる(箱になっている)カウンターを製作しました。両サイド広げればテーブルになる優れもの!
川内川は熊本、宮崎、鹿児島を流れています。川べりで川を訪れるきっかけを作るため、カウンターを移動させていろんな場所で展開していきたいと考えています。

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お酒、ペチャクチャナイト、お坊さんのトークイベントなど、このカウンターを活用したイベントを各種展開予定です。乞うご期待!

リバーフロントマルシェ

そしてこれらの新しい活動をつないでいくのが、毎年恒例となったリバーフロントマルシェ。今年は11月に予定しています。

リバーフロントマルシェの運営チームとして、これまではマルシェの成功がゴールでしたが、今後の活動の幅をさらに広げるためドリンクの販売などで活動資金を集めることにもチャレンジしたいと考えています。

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Uターンして改めて感じる、薩摩川内への想い

僕が生まれ故郷である薩摩川内にUターンしてから、薩摩川内のポテンシャルを最近改めて感じています。
例えば薩摩川内スマートハウスは、エネルギーからの側面でまちの活性ができるプロジェクト。まちの中心を流れる川内川は、「カカカ」を通してまず自分達が真っ先に楽しんで、そして色々な人に足を運んでもらうことで、多くの交流が生まれるといいなと思っています。まだまだ自分にも出来ることはたくさんあるはず!

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「まちが変わる」と実感できるのは、きっとハード面ではなく、ここの地域の人のまちや川に対する捉え方が変わったと実感した時なんじゃないかと思うんです。まだまだ観光客は少ない薩摩川内ですが、誰かが鹿児島に人を連れてきた時に、「一番に訪れるのが薩摩川内」と言ってもらえるようなまちを作っていきたい。そしてこのまちに来た人が必ず川内川をまちの象徴として紹介してくれるように、「カカカ」のプロジェクトを育てていきたいです。