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上海のまちづくり専門家のみなさんとの情報交換会を開催しました

 

先日、中国・上海でまちづくりに携わる専門家や実践者のみなさんと、日中のまちづくりについての情報交換をさせていただきました。

きっかけは、UDSの現地法人である誉都思(ユードゥースー)メンバーからの紹介。
中国からまちづくりに携わっているみなさんが日本に視察にいらっしゃる際にぜひ日中のまちづくりについて情報交換をできないか、とのお話をいただいての開催となりました。

中国からの参加者はまちづくりやコミュニティーをテーマにした市民ワークショップや事例集の発行、視察ツアーなどでまちづくりの活動に取り組んでいる「全民まちづくり実践プラットフォーム」のみなさんを中心に、同済大学のLiu Yuelai教授(ランドスケープデザイナー/コミュニティガーデンの第一人者)など、まちづくりの分野で活動する方々20名ほど。

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▲首都大学東京の饗庭伸教授

日本からは、著書「まちづくりの仕事ガイドブック:まちの未来をつくる63の働き方」でも知られる首都大学東京の饗庭伸教授の他、各地のアーバンデザインセンターや行政担当者、まちづくり会社やデザイナーの方々などに参加いただいて、INBOUND LEAGUE(東京・新宿)にて開催、UDSではこれまで手がけて来たまちづくりの事例をご紹介させていただきました。

UDSのまちづくり

交流会の冒頭ではUDS中川から、UDSのまちづくりの考え方について紹介。

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UDSのまちづくりの考え方のベースは最初に取り組んだ事業「コーポラティブハウス」です。建物よりも先に住む人が集まってみんなで話し合いながら自由設計でマンションを作っていく仕組みなのですが、住む人たちが約2年間かけて一緒に作っていくので、建物ができた時にはみんな仲良くなっていくという特徴があります。コーポラティブハウスではUDSはコーディネイターとして意見調整をしていくことが重要な役割でした。すごく大変ですが同時に楽しい仕事で、これがUDSのまちづくりの基礎になっています。UDSはまちの人と直接対話をしながら、新しい、まちに必要なものものを作っていくというのが特徴です。

UDSはホテルをはじめ、キッズ事業やオフィス、学生寮、ブックカフェ、食堂など様々な用途を手がけていますが、いずれもまちづくりに必要な場となるためにという視点で考える時に「企画・設計はできても運営できる人がいない」ということがよくあるので、私たちは運営まで手がけているんです。
中国では、2013年に法人設立、140名ほどのメンバーで活動していて北京、上海共に企画・設計・運営まで手がけています。

 

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▲通訳を交えながら、UDSのまちづくりをご紹介

中国のまちづくりの広がり

続いて、来日した「全民まちづくり実践プラットフォーム」のメンバーから中国のまちづくりの変遷や現状を紹介。

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中国では2008年に四川で大きな震災があったことをきっかけに、色々な分野の人が「まちづくり」に関心をもちはじめたと言います。

行政が主導でコミュニティーセンターを多数建設している上海、ファンドが子どもに優しいまちづくりを推進している北京、行政が資金を多く投じてまちづくりが進む成都、台湾から専門家を呼び市民と一緒に提案型でまちづくりが進む泉州、など地域ごとの特徴も紹介。

各地の行政では、まだ始まりの段階ではあるものの「点で動き始めたことを面にしていこう!」という動きが強いとお話しされてました。

日中メンバーによるネットワーキング

講演後には同会場で交流会には、中国出身のUDSメンバー羅嘯天(戦略プロジェクト室/2019年新卒)、呉易平(INBOUND LEAGUE)も参加。

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呉はイベント終了後「母国である中国でこのような形で各地で積極的にまちづくりの活動が行われていることは知らなかったので、良い勉強とネットワークの機会になった」と語りました。
同年代の参加者も多く、それぞれの国での取り組みについて情報交換がされグローバルな交流会となりました!

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「全民まちづくり実践プラットフォーム」の皆様、首都大学東京の饗庭先生、中国と日本のまちづくりについてフラットに語り合える貴重な機会をありがとうございました。