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【誉都思だより/北京】中国の通勤トレンド「シェア自転車」

 

こんにちは、北京の松尾です。

季節はすっかり冬ですね。北京の冬は、爽快です!
外は氷点下ですが、室内は地域暖房により半袖でも大丈夫なくらいです。
そのため、運動不足になってしまい、最近体力の低下を感じております。

そこで、日頃の運動不足を解消するため、今回から北京で(上海でも)ブームとなっているレンタル自転車をご紹介しながら、事務所付近をお出かけしたいと思います!

 

北京で大人気のシェア自転車「Mobike」とは

このレンタル自転車は、今北京の街のいたる所で見られます。
事務所のすぐ下の自転車置き場でも見つけました。

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これは「Mobike」というアプリで使えるGPS搭載の乗り捨て専用のシェア自転車です。

Mobikeの最大の特徴は、どこで拾って乗っても、どこで乗り捨てても可能なため、点から点の移動が楽というところです。

自分の自転車では、盗難のリスクもあり、また往復が基本になり融通が利きません。
以前から駅などにある既存のシェア自転車も、必ず決められた駐輪場に返却しなければならないため、結局歩行距離が増えてしまっていました。

そんな中、Mobikeの目的地近くまで乗って、道端の自転車置き場に自由に置くことのできる便利なシステムが台頭し、今街中の人たちに愛用されています。

そんなMobikeの特徴をいくつかご紹介したいと思います。

 

Mobikeの特徴

まずは、融通がきくこと。

北京誉都思メンバーは、ほとんどの人が、地下鉄とバス・タクシーを利用して出勤しています。

しかし、事務所から最寄りの地下鉄駅までは約3kmあり、そこからタクシーで10分、バスや徒歩だと30分以上かかってしまうため、この自転車を利用しているメンバーもたくさんいます。
また、朝は自転車を使い、夜は予定に合わせて自転車のことは気にせず、交通方法を変えることもできます。

また、深刻な渋滞問題にある北京では、ひどい時には普段の3倍以上の時間がかかってしまったり、タクシーに乗って、目的地の少し手前で全く動かなくなってしまうことがあります。
歩くにはまだ遠い…という絶望的な時に、この自転車があれば近くで拾って、目的地で気軽に乗り捨てができるのです!

 

次に、ハイテクかつ操作が簡単なこと。

Mobikeは配車管理で知られているUberによる管理で、GPSと携帯アプリで操作され、実に便利です。

mobike

使用方法は、まず携帯に専用アプリをダウンロードし、指示に従って自転車使用のためのデポジット299元(約5000円)、パスポート写真(パスポートのみ、パスポートを顔の前で持って撮影した写真)2つと携帯番号を送信します。
1時間後ほど待って、登録審査結果の連絡を受け取り、登録は完了です。

種類にもよりますが、自転車の使用には、1回30分以内1元(約17円)利用料金がかかるため、先にデポジットを入れると使用が可能になります。

これも中国版お財布ソフトである支付宝やWe chat payを使っておこないます。

 

最後に、デザインに凝っていること。

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いくつかのモデルが出ていますが、一番特徴的なのは上のモデルのものです。

自転車本体や部品の盗難や、様々な故障トラブルを避けるための機能として、

・前後ともタイヤが片側持ち、特殊な金具での固定(盗難防止、タイヤ交換に便利)。
・タイヤはノーパンクタイヤ。
・サドルが上下出来ない。
・ベルは内蔵。
・チェーンではなく自動車のようなギア駆動。

というような新しい工夫が施されています。

 

Mobikeの利用方法

使い方もとても簡単です。
せっかくなので、実際に乗ってみました。

まずは自分の居る場所、あるいは自転車を拾いたい場所を地図上で選択。
すると、その近くにある利用可能な自転車が表示されます。

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使いたい自転車を選び、予約ボタンを押します。
そうすると15分間キープされて、他の人のマップからは見えなくなります。

選択した自転車までの距離、地図、所要時間と自転車の1単位の値段の情報が表示されるので、自転車を探しに行きます。

予約した自転車を見つけたら、画面下の「Unlock」ボタンを押すと、2Dバーコードスキャンの画面になります。

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自転車に付いているQRコードをスキャンすると、ピピっという音がして、自動で開錠されます。
これで準備万端です!

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乗り心地は、快適!

最初は車輪に少し違和感がありましたが、すぐに慣れました。

車体が重いので手で持ち上げるのは、少し大変です。
雨晒しに強いように、特殊な金属で作られているためだそうです。
また、GPSの信号を送ったり、自動で開錠するために、自家発電の機能が車輪に搭載されているそう。

目的地まで乗って、ついたら、鍵をロックするだけ。自動的に課金が終了し、画面に走った距離・時間、道筋、節約した排気量、消費カロリーなどが表示されます。

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このように、画期的なシェア自転車はすでに上海には10万台投入されており、北京でもどんどん増えてきています。
シンガポールにも進出しているようです。

開発者および開発会社創始者である胡玮炜さんは、30代の女性で、元経済雑誌の自動車開発専門の記者でした。
2014年、出先で利用しようとしたシェア自転車の登録の不便さに憤慨し、このMobikeを発案し、起業したそうです。

2015年1月に会社を成立、2016年の年末までに3度約2億ドルの融資を得て、ついこの間の2017年1月4日には4度目2.15億ドルの融資を獲得しました。

中国の起業ラッシュはまだまだ続きそうです。

最後に、そんなMobikeを使いこなしている、北京事務所のメンバーを一人紹介したいと思います。

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誉都思北京 設計部の賈如(ジャー・ルー)さんです。

14年11月からインターン生、そのまま15年の7月に新卒入社。
主にグラフィックデザイン、VIデザインを担当されています。

持ち前のセンスと丁寧な仕事でお客様やユーザーの満足を勝ち取り、また穏やかな性格とユニークなトークで、誉都思の癒しキャラとしてなくてはならない存在です。

彼女は、毎日の出勤はもちろん、週末にもMobikeを使ってお友達とお出かけしているそうです。
この前のお休みとってもお天気が良かったので、北京の南北を横断10km、1時間のサイクリングをされたそうです。

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(地図上に、スタートからゴールまでの走行ルートが描かれ、距離・時間・節約した排気量・消費カロリーが記録されます。)

今回は、中国の話題になっている自転車Mobikeをご紹介させていただきました。
次回からはこのような便利アイテムを使って、前回に紹介しきれなかった事務所近くのスポットをさらに詳しくご紹介したいと思います。

では、再见!

【誉都思だより/北京担当】
松尾麗(運営企画/マネージャー)

松尾