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不動産IoTトークイベント「暮らし×テクノロジー」 に菓子が登壇しました

 

不動産IoTトークイベント「暮らし×テクノロジー〜これからの「あたりまえ」と「豊かさ」ってなんですか?〜」にCOMPATHの菓子麻奈美が登壇しました。(主催:ROCKET BASE)

システム・IoTデバイスを手がける株式会社ROCKET BASE 代表取締役CEO府川 誠二氏と不動産とIoTの可能性を、トークセッション形式でブレスト的に探っていくという今回のイベント。
これまでテクノロジー分野と直接的な関わりは多くないものの、菓子は、設計出身でありながらも様々な面から企画やデザインに携わっており、IoTの未来のあり方について、柔軟なアイディアをディスカッションできればとのことでお声がけをいただきました。

テクノロジー×豊かさに繋がる空間提案

今はオフィスだけでなく、カフェや公共施設など街中にwifiが張り巡らされる時代。情報ツールはどんどん出来上がっていっても、それを使うことを追いかけて便利な空間を作るのに一生懸命になっている。本来は、豊かさに繋がっていくような空間提案ができると良いのでは、もう一歩先にいけるのではないか?という問題提起からスタート。

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菓子から、テクノロジーを空間に生かした事例として渋谷グランベルホテルを紹介します。

「最近は、皆さんもご存知の通り2020年に向けてホテルが社会のニーズとして多いです。その中でどのようにして非日常感を演出するのか、というところでいつも悩みます。
渋谷グランベルホテルのリニューアルで私がチャレンジしたのは、アートと機能の融合。値段の高いアートを飾るよりも、機能と掛け合わせることでこんなことができるのかという驚きをお客様へ提供できるようにしています。」

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▲壁の中に照明を入れることで、ヘッドボード×リーディングライトとアートを同時に表現。

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▲カーテン自体に照明を入れ込み、カーテン×照明の機能を併せ持つ

このホテル事例を通して府川さんとのディスカッションを展開。

テクノロジーは環境とツールでしかない。クリエイティブが入ってこそ、価値が出るという部分もあるのでは。このように目に見えて体感できると、受け手の感動があることによって次の進化に進むのではないでしょうか。

あたりまえの推移。機能と物が1対1ではなくなる時代

続いでは、あたりまえの移り変わりに話題は移ります。レストランが「食べる場所」、ホテルのフロントが「受付をする場所」、というようにそれまでのあたりまえだった機能のみではなくなってくるのでは。混在しているからこそ生まれるものもあるのではないでしょうか。

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▲2019年2月に開業予定のHAMACHO HOTELでは、フロントとレストラン、ラウンジ空間がシームレスに緩やかに繋がった空間。

ここで府川さんから、これからのホテル空間について菓子へ質問。「ホテルの機能として今までかけ合わさっていなかったものが合わさることもあるのでしょうか?こうなったらいいな、というものはありますか?」

「まちを知るのには、そのまちを歩かないといけないですよね。その機能をホテルが担えるといいなと思います。
今でも属人的にスタッフがあちこちに歩いて紹介したりはしていますが、それをリアルタイムにできて、場所の紹介だけではなくそこにいる人の紹介までも、可能になってくるといいなと思います。」

テクノロジーって当たり前でつまらない。それだけだと豊かさを作ることはできない。クリエイティビティとかけ合わさることで豊かさの実現に繋がるのではないか、とテクノロジーとデザインの今後の広がりに可能性を感じるメッセージでトークイベントは終了。

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この日は、ITやテクノロジーに関わる参加者にお集まりいただき、懇親会でもデザイン面だけではない視点から、ホテルやサービス、これからのまちのあり方を考えるきっかけとなりました。