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「ミレニアル世代と都市」をテーマにした韓国のカンファレンスに、中川が登壇しました

 

韓国にて開催されたカンファレンス「City Changer 2018」。

韓国のメジャー新聞社 中央日報さんのWebメディアFol:in さんの主催である本イベントは、今後世界経済をリードし、世界の中心となっていくミレニアル世代と都市に焦点を当てたカンファレンスです。

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韓国にて不動産開発・建築関連のサービスやブランディングを行っている方や、ポートランドのライフスタイルを発信している(株)アーキネティクス代表、MEZZANINE編集長 吹田良平さんなど、様々な分野で「都市」に関わる活動をされている方々とともに、UDS代表の中川が登壇しました。

当日は関連業界のビジネスマンの方や大学研究員の方など、200名を超える参加者が集まり大盛況のイベントでした。

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きっかけは『プロジェクト・デザイン・パターン』

今回、韓国版プロジェクト・デザイン・パターンの出版に関わっていただいた李教授が、カンファレンスの開催委員のお一人であったことがきっかけとなり、そこからの繋がりでUDSにお声がけいただきました。

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1つめのセッションでは、遊休不動産をホテルに変更して起業家の集まるサービスを拡大している「local design movement」社や、AIを活用して図面を3Dへと自動変換するサービスを提供する「URBAN BASE」社、openAのリノベーションスクールで活動をされていた方が、それぞれの事例や取り組みについてお話しされました。

ミレニアル世代が求めるコミュニティ

つぎのセッションでは、中川より、「UDSが捉えるミレニアル世代とはどんなものか、これまでにUDSが手がけた空間がミレニアル世代に対しどう訴求しているか」という点からお話しさせていただきました。

UDSの捉えるミレニアル世代の像として「Experience」「Story」「Originality」「Participation」という4つのキーワードを挙げ、 MUJI HOTEL BEIJINGホテル アンテルーム 京都神保町ブックセンター等の事例を交えながら、コミュニティづくりを大切にし、まちとつながる、まちに開いた場づくりを行っていることをUDSの特徴としてご説明しました。

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ホテル アンテルーム 京都 / 宿泊客の方以外でも立ち寄ることのできるバーや、ハーフビュッフェスタイルの朝食、定期的にアート作品の入れ替わるギャラリーなど

 

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MUJI HOTEL BEIJING / 観光客の方も、地元の方も利用できるライブラリーの運営など

社会的意義と収益性のバランスが価値を生む

その後、ブランドコンサルタントとしてソーシャルアパートメント「t’able」を手がけられているチェ ソンヒョンさんとの対談では、以下のような質問がありました。

「ローカル」「共有」「コミュニティ」というキーワードが韓国では重要視されているが、具体的な事例でどのようなことをやっているか。

たとえば、現在、長野県の佐久穂町というところでイエナプランの考え方を取り入れた学校を企画検討しているが、生徒だけでなく、地域の人が気軽に集える場所を目指している。そのためのきっかけづくりとして、下駄箱のスペースに薪ストーブを配置するなど考えている。(中川)

 

「地域での開発」と「商業的視点」については、どのように捉えているか。

個人的には、特に「教育」という視点が重要であると考えている。「教育」を考えていくと、利益を生むことは難しくもあるが、バランスを取ることが大切。たとえば子どもの職業体験施設キッザニアでは、企業からの協賛金も含めて運営するなどの工夫をしていた。(中川)

セッション終了後は、韓国メディアのインタビューや参加者との交流会がありました。

またカンファレンス後には、UDSとMUJI HOTEL BEIJING について取り上げていただいています(記事はこちらからご覧いただけます)。

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ソウルに人口の約半数が集中しており、住宅価格が上昇している状況にある韓国。

日本のまちづくりをモデルとして、今後どのような業態や開発が望ましいのか、意見交換することができました。